2010年11月27日土曜日

うちの子から学んだこと&映画小評

うちの娘は、負けず嫌い過ぎて困っていました。。


「一番になることじゃなくて、今日は楽しむのよ~」
と、ミッキーマウスクラブハウス・ロードラリーで、クララベルがピートに言っていました。
ピートは、いつも悪キャラで、その話でも、ロードラリーをみんなで楽しもう!という趣旨に反して、一人、一位になることを目論んでいます。

そんなピートに、クララベルが言っていた先の言葉。

これを見て、うちの娘も改心してくれればなぁ~と思っていました。

そう、うちの娘は、負けず嫌い王なんです。

親として見ていて、イヤになってきます。
友達に負けるのはもちろんイヤ(先日、公園で近所の同じ歳の男の子が鉄棒で前回りができて、自分が出来なかった、と帰って来てから悔しくて泣いていました。。。)、パパとゲームをしようものなら、勝つまで何回もやる、パパに負けるように命令する。。。。少しでも負けそうになると、泣く・叫ぶ・軽くですけど、罵声を浴びせる・・・・。
負けん気が強いってのは、大切なことだ、とは、よく言われますが、度が過ぎて、周りに迷惑をかけるとなると・・・厄介なもんです。


幼い子供ってのは、負けず嫌いなものなんだ。
大人になっていくに従って、譲れるものだし、一番になることよりも、その行程、そこまでの道のりを楽しめるようになるもんなんだろうな・・・

と、ここまで考えて、ふっと我に返りました。


私は?
大人の私は?
私は、どこかで一番になろうとしてないか??
楽しんでいるのか???


うちの子は、負けず嫌いで一番にならないと気が済まなくて、困ってるのよ~~~
って言っている私はどうなの???
あああ、人の事は言えませんでした。。。
自分も、絵を描いている時、心のどこかで、「いつか一番に!」「いつか誰かに評価されたい!」と思っているだろう!!!

あああ、そうなんだそうなんだ、楽しまなくては。

よく聞く人生訓で、
「結果を求めるのではなく、その行程を楽しむこと。それが人生を充実させるのだ~。」
的なことを聞くし、そうだと思う。

結果を求めた人生だった場合、残念ながら結果が出ないまま死を迎えた時、その人の人生はなんだったんだ!!という話になる。

結果を求めるのではなく、その行程を楽しむ事に重きをおいた人生だった場合、いつ死んだって、悔いが残らないし、より、自分自身のために生きた人生のような気がする。

そうか、「何が評価されるか」、ではなく、「自分が今描いている、この絵が好きか。」「描く事を楽しんでいるか」、なんだよね。。。


そんなことを、今日はミッキーマウスクラブハウスを見ている娘から、考えさせられました。




今週は、二本、(録画した)映画を(テレビで)見ました。
一本目は「のだめカンタービレ 最終章・前編」
二本目は「やさしい嘘」
です。

「のだめ~」は、言わずと知れた日本映画で、クラシック音楽を軽く愛している私は、大変おもしろく拝見しました。
パリのダメなオーケストラを主人公の才能ある若手指揮者が立て直していく話。
音楽の世界の事は分かりませんが、一番感動したのは、みんな頑張っている!というところ。
みんな、生活もあるんです!
華やかな面だけではない、裏では、みんな頑張ってるんだ!というところにジ~~ンとしてしまいました。

「やさしい嘘」は、フランス映画・・かな?それらしく、かなりゆっくりしたテンポで、芸術的と言いましょうか。。。
あまりにもテンポがゆっくりなので、2倍速で見たりしてました。。
つまらん~~と思っていたら、極上のラスト10分!!途中で止めないでよかった!
すごく幸せな気分!
フルコース料理の、デザートが超超スペシャル!な感じです。ぅおわっっ!って感じ。
終わりよければ全てよし。人って強いな。。と思いました。


うちのDVDレコーダー、私のフォルダには、まだ見てない映画が10本くらい入っております。
少しずつ見て行かなくては。。。なので、しばらく映画評みたいなのが続くかも???




全く関係ない話。

アートの世界で第一線で活躍している友人と、この夏に何年かぶりに会って、制作について話している時、
「いまだに、夏休みの宿題をやっているようだよ。」
という言葉を聞きました。
今まで、ず~~~っと、いまいち理解できなくて、でも心に残っていた言葉だったのですが、最近、ようやく理解できるようになりました。

その時に理解できなくても、後から理解できるようになることって、よくありますよね。
ちょっと嬉しい。
理解できる準備ができて、理解するに至ったんだな~。


ではでは、また来週!

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